転職エージェントは登録情報のどこを見ている?:登録から面談までにアドバイザーが考えていること

転職エージェントも準備をしている

転職エージェントに登録すると、「一度面談をしませんか?」と連絡がくるかと思います。
エージェントを活用しきるには、この初回面談がかなり重要。
本日は、「登録」から「面談」当日まで、エージェント側ではどんな動きをしているのか、
転職エージェントの視点で追って行きましょう。

登録後、案内可否の判定を行う

登録をしたからといって、必ず全員が面談を行われるかというとそうでもない。
転職エージェントの役割は、「転職者と採用企業のマッチング」のため、
マッチングさせることが難しいと判断した場合、現在はご案内できる求人がないと面談の実現に至らないことが多々あります。

マッチング可否を判断するために、登録時に見ているポイントは下記の通り。

・現在までの経験職歴:スキル、社数、職種
・年齢、学歴、年収
・希望、転職検討時期

ここで、自社で抱えている紹介可能求人と、本人の経験や希望に乖離がありすぎると面談に至らないのです。
なぜならエージェント側も「この人は御社に合っている候補者ですよ」と企業に紹介しないといけないため、
そこに合わない方だとそもそも手間と工数をかける優先順位において下位になりがちという背景があります。

例えば、たった2~3年で4社も5社も転職を繰り返している人。
御社でも活躍します! とは紹介しにくいですよね。
逆に、経歴や学歴などが華々しくて本人のキャリアには全く問題がない場合でも、
希望が「海外駐在が絶対に譲れない条件」と言われてしまうと、
外資や駐在案件をほとんど持っていないエージェントでは泣く泣く面談の時間を割けない場合もあります。

ポイント:
・第二新卒を得意とする転職エージェントに登録する
・自分の経歴、キャリアに合った求人案件を豊富に持っている転職エージェントに登録する
・転職検討時期を「すぐにでも」「3ヶ月以内」など早い時期にチェックを入れる
・あまり現状と離れすぎた希望を記載しない
・経歴には嘘をつかない

日程確定から当日まで

面談を行う場合は、電話面談か対面面談で打診があり、
そこから個別の担当アドバイザーに日程が割り振られ確定します。

転職希望者が登録時に入力した個人情報以外に、
当日までに「履歴書」と「職務経歴書」、エージェントによっては「希望アンケート」などの準備物を依頼します。

・事前に詳細な情報がわかるほど、当日具体的な話をしやすい
・事前の準備物対応可否によって、転職活動の本気度合いを図ることができる

自分のためにも、事前の準備物はしっかり用意しておいたほうが当日の時間を有効活用できます。

ポイント:
・事前準備物は可能な限り準備して提出しておく
本気度が高いと判断され、手をかけてもらいやすい

アドバイザーが面談当日目指していること

さて、面談の日程が確定したら、キャリアアドバイザーのスケジュールにあなたとの面談予定が組み込まれます。
当日はなるべくなら、下記の状態まで持って行きたいのが転職アドバイザーの心情。

・具体的な転職活動の開始
・具体的な案件の紹介と、応募意思の獲得
・自社をメインエージェントとして利用してもらうこと

これらを果たすためにも、登録者との信頼関係構築、受けてもらいと思うような求人案件の提案が重要となってきます。
だから、あなたが登録した内容やアンケートに目を通して、事前準備をしておきます。

アドバイザーが事前にチェックするポイント

転職を考える本質的な理由は、面談当日にしっかりとヒアリングしないと分からない部分ではありますが、
仮説を立てたり、この希望に対してどう案内するか、なんて組み立ては行えます。
まだ顔をあわせる前に下記3点は必ずチェックし、こんな思いを巡らせています。

・経歴
どの辺りの企業群を紹介できるのか?
スキルはどんなアプローチ方法が可能そうか?
深掘りしたら光りそうな経験はありそうか?
・希望
現状と希望で一番大きく乖離してるのはどこか?
希望を裏返した時に転職理由の本音に当たりそうなのは何か?
・転職意欲
いつまでに転職したいのか? すぐ決まりそうか?
現状の転職活動状況はどうか?

特に第二新卒の場合は、良くも悪くも業務的スキルは中途半端で「スキル一本で転職」というのは難しい。
だからこそ、希望と経験が少しでも重なるように、本人が書いてあることを抽象化して繋げる準備などをしていました。

あたりをつけた提案求人を準備しておいて、
当日は話の流れによって提案求人をお渡しするところまで行います。

終わりに

正直、第二新卒の場合は「話してみないと分からない」ことが多く、
数パターンの方向性を用意して面談に臨んでいました。

なので事前情報はあればあるほど助かりますが、最終的には本音部分のヒアリングに尽きます。

転職エージェントの目的が「マッチング」だからこそ、
面談や事前登録段階で変な嘘や見栄を張ってしまうと、
希望と異なる提案をされて袋小路に陥ることも。

基本的には素直に答えて大丈夫ですので、当日の面談で「伝え方」はアドバイザーに相談してみてください。

ではでは、かごみーでした。