面接結果の理由が分かる!? 面接の評価点・懸念点・他候補比較を徹底的に活かす考え方

そこまで聞いていいの? 転職エージェントを面接で活用する本質

今は懐かしき就職活動時の「お祈りメール」。
なんでだよ! せめて何がダメだったのか教えてくれよ!!
そんな風に憤ったことはありませんでしたか?
私は毎回思っていたよ!!!???

あまり思い出しくない思い出ではありますが、
転職活動でも同様にあります。

お見送りになった際の「今後のご活躍をお祈り申し上げます」というあの末尾の文面。

こちとら御社で活躍したかったんだと。
活躍を祈ってるなら御社で活躍させてくれやと。
私は本当に”今後ご活躍”できるのかと不安になるあの気持ち。

・・・・・・。長くなりそうなので、本題に入りましょうか。

転職エージェントに聞けば「不採用」「合格」の理由も分かる

実は転職エージェントを通して選考を進めることで、
書類選考から面接に至るまで「なぜ落ちたのか」「なぜ受かったのか」という
選考結果の理由を知ることができます。

これこそが転職エージェントを活用する一番のメリットと言っても過言ではありません。

なぜ選考結果の理由を教えてもらえるのか?

転職エージェントの役割を思い出して見てください。
あくまで「企業と転職者のマッチング」でしたよね。

合格でも不合格でも、しっかりと理由を把握することで、次回以降、
その採用企業に対して推薦するべき人物のマッチング率が上がってくるのです。
転職エージェントにとっても、選考結果の理由回収は必須と教えられるくらい基本のお仕事。

採用企業側にとっても、毎回毎回、採用したい人と異なる人を推薦されても困りますよね。
選考結果の理由を転職エージェントに具体的に伝えることで、次回以降に推薦してもらえる
転職希望者のマッチング率が上がってくれるのは、採用企業にとっても嬉しいことなのです。
(「だから遠慮せずにちゃんと聞いてこい!」と入社当時は先輩からよくどやされてました。)

一期一会になる「就職活動」や「個人で動く転職活動」では得られない情報を
転職エージェントが得られるのにはこんな背景があるのです。

何を聞けばいいの? 転職活動にどう活かせばいいの?

選考結果が出た時、大きく下記3点を把握しておきましょう。

①評価点
②懸念点
③他候補者について

いずれの情報も、転職活動の下記のような場面でも存分に活かせる情報になります。

次回の面接の対策

その企業の次回選考に進めるならば、もらった情報は存分に活かしましょう。
評価点も懸念点も、次回選考の方が深掘りされて当然です。

評価点は、偶然ではなく自分の強みなのだと言い切れるよう、
根拠と再現性を意識してエピソードを整理しておきましょう。

懸念点は、入社後の活躍を考えた時に人事側が不安に思っていることの表れです。
第二新卒でまだ20代であれば、下手に懸念点を打ち消すような話を引っ張り出してくるよりも、
「まだ未熟な部分」と自覚があることを示した上で、「克服するためにこんな努力をしている」ことを話した方が効果的です。
(素直さ、伸び代、という少々曖昧な観点も面接で見てる部分だったりしますので。)

他社面接でのアピール

また、強み・弱みについては他の企業の選考でも活かせます。
評価点はそこに目を向けてもらえるよう、しっかりアピールした方がいいですし、
懸念点はそこに話が及んだエピソードを削るもよし、
指摘されることや面接官の頭に浮かぶことを見越した上で、
その点を克服しようと努力しているところまで先にセットで話しちゃうのもよしです。

自己分析/市場評価

往往にして自分で自分の強み弱みはわかりにくいもの。
「あ、そこが評価されるんだ」と意外に思うことも多いかもしれないです。
もしかしたらその評価点は、同期も含めていつもやっている当たり前のこと、ではなく、
あなたの会社が力を入れて育成している他社とは違うところ、かもしれないですからね。
逆に、同期の中ではできると思っていも、意外なところが懸念点としてあがるかもしれないですが…。
一般的な「社外での標準値」を知る目的でも活用してみましょう。

職務経歴書の手直し

複数の企業を受けて、具体的な評価・懸念点をいくつかもらったタイミングで
提出している職務経歴書の書き方を見直してみるのも良いです。

「自己PR」のアピールポイントは、あなたがもらっている評価点と一致していますか?
端的に書いて、書類選考であなたの良いところに期待を持っておいてもらいましょう。
せっかくのいいところも、ヒント0に状態じゃ、面接の限られた時間で気づいてもらえるかは運と流れになっちゃいます。

「実績」「職務概要」に1から10まで全て書ききってませんか?
全部書いちゃうと面接官も質問することがなくなって、粗探しに入っちゃいます。
「どうしてこんなことができたの?」と評価点に繋がる質問を誘導するように、肝心要なところはちょっとふんわりさせるのがコツです。

どんな質問をされたいか。逆に、どんな質問をされたくないか。
面接官が最初にあなたのことを知るのは履歴書・職務経歴書ですから、
そんなことを逆算しながら、職務経歴書を書けると面接が楽になります。
(ここまで指摘してくれるキャリアアドバイザーが担当だったら”当たり”です。)

応募企業の選定

もしかして、受けるところ受けるところ落ちまくっていませんか?
もしかして、なんか同じお見送り理由が続いていませんか?

そんな時には、一度立ち止まって、応募企業群を見直した方がいいかもしれません。

絶対的なスキルが理由のこともあれば、
単純に人気求人・職種でめちゃくちゃ競争率が激しかったり(一般事務などあるあるです)、
「業界未経験歓迎」でも、他候補者になんだかんだで経験者が多かったり(管理部門系などあるあるです)、
受けてる他候補者がやたらハイスペックな奴ばかり集まっていたり(コンサルや一部上場企業案件などあるあるです)。

具体的には、
「他候補者との比較において」
というお見送り理由が続く時には見直しのサイン。

思い切って、他候補者や内定が出る人にはどんな経歴が多いのか転職エージェントに聞いてみましょう。
可能な範囲で答えてもらえるはずです。

その業務で働くことのリアルな想像

当然ながら、面接官も入社してくれるなら誰でもいいわけじゃありません。
面接官の選考基準は突き詰めれば一つだけ。
「あなたが入社後、ウチで活躍してくれるかどうか?」が基準です。

だから、評価点や懸念点は、その企業のその職種で働くことの「リアルな資質」に直結します。

指摘された評価点や懸念点、しっくりきてますか?

どちらで指摘されたことも、良くも悪くも、入社後活躍するのに必要な資質です。
だから選考結果において、面接官はその点を具体的に評価基準にして引き合いに出してるんですから。

「そこ評価してもらえるなら頑張れそう」なのか、
「そこ評価されても、そのやり方が嫌で転職するんだよな…」なのか。

なぜその資質が必要になるのか、
仕事の大変なところ、やりがい、1日の流れ、今の仕事と違うところ、
その仕事で入社直後の人が躓きやすいところ、自分のストレスがどこでかかりやすいか……etc.

当然ながら、あなたにとっても内定がゴールじゃありませんもんね。

今の会社で身につけるべき、今後の社会人生活で身につけるべきスキル

正直、悔しい結果をもらうことだってあると思うのです。
希望や理想が高いほど、そこで求められるハードルが高いのも世の常ですから。

あなたが目指す業務や職種に対して、
お見送り理由が具体的なスキルや経験なのであれば、
その経験を積んでから受け直すのも一つの手ですよ。

今、理想に届かない理由がはっきりしているのなら、
その理由を仕事を通して潰してしまえばいいだけの話ですから。

それが語学力なのか、事務スキルなのか、成績実績なのか、マネジメント経験なのか、その業種・職種そのものの経験なのか。
他候補者との比較といっても、偶然超優秀な人と並んじゃっただけなのか、受けに来る層がそもそも勝負にならない相手なのか。
挑戦していることによって千差万別ではありますが、
逆に言えば、「それがあれば受かる」ということですから。

「このスキルを得るためには、どんなところ受けるのがいいのか?」 
「どんなステップでキャリアを積むべきか?」

そんな相談をがっつり担当アドバイザーとしてみるのも良いですよ!

最後に

現役のキャリアアドバイザーの頃、「転職はあくまで手段」と相談者にはお伝えしてきました。
選考結果の理由って、確かに面接に活かすことが大きいんですけど、
そもそものキャリアの方向性や今後の打ち手を考える材料・ヒントになることも確かですから。

一人では得られない情報ですからね。がっつり転職エージェントを活用しましょう。

ではでは。かごみーでした。